インプロセス・ポストプロセス両用指示アンプ PULCOM V10A / V10S 用語集
用語解説
PULCOM V10A / V10Sに関連する用語について解説します。
サイズシフト機能
標準的な測定ヘッドの測定範囲は800 µm程度です。この範囲を超える径差のワークを測定する場合には、その都度フィンガ組み替え、コンタクト位置調整などのメカニカル調整作業を行う必要があります。
サイズシフト機能は、サイズシフト対応測定ヘッドのもつ広範囲な測定範囲で、メカニカル調整作業を行なわずに、多種類のワークや段付きワークの自動測定を可能にします。(但し、初回使用時及びゲージ交換等には、メカニカル調整が必要です。)
サイズシフト機能では、前もって最大でワーク40種類までの各測定箇所のマスタ寸法を登録させることが出来ます。測定時には外部選択信号によって登録したマスタ寸法を呼び出し、そのマスタ寸法を基準としてワーク寸法を比較測定します。
■ サイズシフト機能無し
測定径に応じて段取り替えが必要。
■ サイズシフト機能付き
登録寸法を選択する事により、段取り替え無しで測定可能。
オプション機能
- ▸ 温度補正
- ▸ 外部オートゼロ機能
- ▸ サイズシフト機能
- ▸ オートキャリブレーション
- ▸ アナログ出力機能
- ▸ P100(積分)機能
