PULCOM Γ (E-DT-173) 一般 測定ヘッド
特長
応用範囲の広い測定ヘッド
1カ所の変位を測定する、汎用性の高いレバー形測定ヘッドです。最も多く使われるのは、研削盤などでワークの軸方向位置決めですが、このほか単独で、あるいは2 本を組み合わせて幅・段差・径その他様々な用途の測定ヘッドが構成できます。
豊富なモデル
様々な用途に対応するバラエティに富んだ機能のラインナップです。ダンパ機能付、エアリトラクト機能付、その組み合わせなどのタイプがあります。
高精度・高信頼性
パルコムΣ測定ヘッドと同じく、独自のL字形板バネ支点を用い摺動部・摩耗部のないメカニズムです。
アプリケーション
E-DT-173H
端面位置決め測定
段差のあるワークの加工前の端面位置決めを行ないます。
E-DT-173F
コンミテータ外径振れ測定
加工中または加工直後の振れ測定を行ないます。検出器2個での外径測定も可能です。
E-DT-173H-D
平面研削盤の厚さ自動定寸測定
平面研削盤による加工中、断続的に置かれているワークの最大値を記憶しながら定寸測定を行ないます。エアリトラクト(逃げ)機構付のため、ワークに当たらず楽に段取り替えができます。
外観図
測定部構成例 | |
![]() |
![]() |
厚さ・振れ測定部 構成例 | 端面位置測定部 構成例 |
● 測定ヘッド:E-DT-173H ● フィンガ:E59/E60 (E63/E64) ● コンタクト:501 ● 微調装置:AJ-A97 ● 摺動板:A004388 |
● 測定ヘッド:E-DT-173F ● フィンガ:A233537 ● コンタクト:A000625 ● 微調装置:AJ-A97 ● 摺動板:A004388 |
E-DT-173F | E-DT-173F-D |
![]() |
![]() |
E-DT-173H | E-DT-173H-D |
![]() |
![]() |
仕様
標準構成時
品 名 | 厚さ・振れ測定部 | 端面・位置測定部 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
フィンガ長 | 42mm | 82mm | 72mm | ||||
型式 | 本体 | E-DT-173H | E-DT-173H-D | E-DT-173H | E-DT-173H-D | E-DT-173F | E-DT-173F-D |
フィンガ | E59/E60 | E63/E64 | A233537 | ||||
コンタクト | A262434 (501) | A000625 | |||||
EXT. ロッド |
– | A000188 | |||||
微調 装置 |
AJ-A97 | AJ-A97 | |||||
摺動板 | A004388 | A004388 | |||||
フロント トラベル |
0.45 ~ 0.50 mm | 0.18 ~ 0.20 mm | 0.73 ~ 0.81 mm | 0.18 ~ 0.20 mm | 0.66 ~ 0.73 mm | 0.18 ~ 0.20 mm | |
リトラクト量 | < 4.5 mm | < 7.2 mm | – | ||||
繰り返し精度 | ≦ 1.0 μm/25 回 | ||||||
直線性 | 1%以下 | ||||||
測定力 | 下向き | 1.75N | 1.5N | 1.25N | |||
横向き | 1.5N | 0.9N | 1.0N | ||||
上向き | 1.4N | 0.7N | 0.8N | ||||
出力数 | 1 | ||||||
ケーブル 太さ、長さ |
φ 6 x 3 m or 6 m | ||||||
質量(本体) | 約0.6 kg |
測定ヘッド単体
型 式 | E-DT-173F | E-DT-173F-D | E-DT-173H | E-DT-173H-D |
---|---|---|---|---|
エアリトラクト | 無 | 有・エア供給で測定 | ||
ダンパ | 無 | 有 | 無 | 有 |
防水規格 | IP67準拠 |
