当社のCSRについて
東精エンジニアリンググループは、世界中の優れた知恵・情報を融合して世界No.1の商品を創り出すという企業理念を原動力に、お客様であるものづくり企業やサプライヤ様を始めとする、あらゆるステークホルダーとの協働を進め、持続可能な社会の実現を目指します。当社は、人や社会、地球環境との調和を図りながら、皆様と共に成長していくことを目指しております。具体的には、私たち自身が技術力、開発力の向上に努めるのはもちろんのこと、国内外の競合会社、お取引先、お客様という垣根を越え、世界No.1の商品を創るという目的を共有できる企業と様々な形でパートナーシップを組み、高度化・多様化するニーズに合致した商品開発体制の構築、及びサービスの完全サポート体制を推進しております。21世紀にふさわしい他に類を見ない世界No.1の先端機器を供給し、充実したサービスを提供することで、お客様の生産性に寄与し、産業界、社会へ貢献してまいります。
会社概要
- 売上高(単体)
- 15,413百万円
- 経常利益(単体)
- 3,432百万円
- 従業員数(連結)
- 803名
- 工場
-
神立工場 名古屋工場 新潟工場 305名 112名 41名 平湖工場 タイ工場 インドネシア工場 56名 48名 18名
- サービス拠点
- 国内13拠点
- 海外現地法人
- 10社
財務データ
売上高
従業員数
経常利益
当期利益及び法人税等
事業概要

地域とのかかわり
見守り活動

地域の子どもたちが安全に通学できるように今後も継続して実施いたします。
スポーツ振興活動
地元雇用促進活動
従業員のみなさまが安心して働ける環境を整え、地元経済活性化につなげていきたいと考えております。※ 通勤30分圏内の従業員の割合
土浦本社工場・神立工場 90%
名古屋工場 82%
新潟工場 100%
コーポレート・ガバナンス
基本的な考え方
内部統制に関する考え方
内部統制システムの整備と体制
業務執行全体を適正かつ健全に行うために、取締役会が実効性ある内部統制システムの構築と法令定款遵守体制の確立に努めています。また、監査役は内部統制システムの有効性と機能を監査しています。内部監査により、法令・定款違反、会社規定違反またはその他の事由に基づく損失の危険のある業務執行行為が発見された場合には、内部監査責任者は直ちに社長に報告するとともに、是正・改善を指示し、実施します。
コンプライアンス・リスクマネジメント
東精エンジニアリンググループでは、法令・社内規定等の遵守、人権の尊重、公正切実な事業活動、倫理的行動など、当社グループ役員従業員一人ひとりが周知徹底と遵守の推進を図っています。
法令順守状況
内部監査・外部機関による評価などを実施した結果、2017年度は財務報告の適正さ、製品の品質・環境に対する取り組み等に関し、不正行為や法令違反等の事業活動に影響を与える問題はありませんでした。
事業継続基本方針
- 従業員とその家族の安否確認・安全確保、および地域における人命保護・救助・復興活動を最優先する
- 顧客の操業維持に必要な部材等の供給維持を優先する
- 更に東精エンジニアリングでは、災害・事故発生時に携帯電話やスマートフォンから安否状況を確認する「安否確認システム」を導入しています
ステークホルダーとの関わり
東精エンジニアリンググループの事業活動はさまざまなステークホルダーとの関わりによって成り立っています。このため、事業活動の全てのプロセスにおいて、ステークホルダーとの双方向のコミュニケーションを重視する活動を行ってきました。ステークホルダーの真のニーズは、真摯なコミュニケーションによってこそ共有できるものであると私たちは信じており、そのためには事業活動のプロセスをつぶさに検証し、そこからステークホルダーに対する影響や責任を明らかにしていくことが必要だと考えています。
これからもステークホルダーとともに成長していくために、この検証を繰り返し、コミュニケーションのチャネルを広く創出していくことで、深い信頼関係の構築を目指していきます。
私たちの仕事は、お客様が社会のニーズに応えて新しい挑戦を行う際に、その手段を提供することです。東精エンジニアリンググループは今後もお客様の新しい挑戦を支援する強力なパートナーであり続け、サプライヤ様とのより密接な協働でともに成長し続けるために、従業員の能力開発を進めるとともに、各ステークホルダーとのコミュニケーションのさらなる深化を進めていきます。
お客様との関わり
品質管理の取り組み
品質に関する基本的な考え方
東精エンジニアリングのお客様はものづくり企業であり、東精エンジニアリングの提供する価値は“お客様の生産性”と“お客様の生産する製品の正確さと信頼性”と考えております。
安定した高品質やサービスの提供こそが、お客様の社会的地位や利益を守り向上させていく当社の責任であることを常に念頭において、「製品品質の維持・向上」「グローバルで高機能なサポート体制」「製品やサービスに対するお客様の満足と信頼」を心がけています。
品質管理システム
専用機事業(土浦)及びセンサ事業にてISO9001を認証取得しております。
品質管理を充実させ、お客様に高品質のサービスを安全に、安定的に提供していきたいと考えております。
顧客満足追求の取り組み
グローバルで高機能なサポート体制
「顧客満足度No.1」を目標とするカスタマー・サポートは、お客様により良い状態でより長く製品をお使いいただくため、必要なときに、必要なヒト・モノを、必要な場所に最短でお届けすることに注力しています。世界各国10ヶ所、国内13ヶ所のサポート拠点に、カスタマー・サポート・エンジニアを配置しています。
サプライヤとの関わり
調達にあたっての基本的な考え方
東精エンジニアリングは、お客様に高機能で高品質な製品を提供するにあたり不可欠となる、材料や部品・サービスを提供いただく全てのサプライヤの皆様を大事なパートナーと考えています。それぞれのサプライヤ様が国際社会のニーズに応える責任ある企業として自律し、また東精エンジニアリングがともに協働していくことで、サプライチェーン全体をバリューチェーンとして強固なものとし、付加価値の高いものづくりを進めていきます。
調達にあたっての協力依頼事項
調達にあたっては、サプライヤの皆様に、さまざまな協力要請をしています。
紛争鉱物
東精エンジニアリンググループでは、紛争鉱物※を使用した原材料及びこれらを含有する部材・部品などを全て排除していく方針です。そのため、サプライヤの皆様へは、紛争鉱物に係るサプライチェーン上のリスクについての実態調査等へご協力をお願いしています。
※ 紛争鉱物: コンゴ民主共和国及び周辺地域で採掘される特定の鉱物及びその派生物。
その採掘が児童労働や強制労働などの人権侵害、紛争の資金源になると指摘されている。
品質及び環境管理システムの審査・向上
ISO9001及びISO14001の取得、またはそれに準ずる内部管理システムを有していることを当社自身が評価し、そのシステムが信頼に値すること、または生産管理部長の責任において、指導に対する改善・向上が担保できるサプライヤ様とのみと取引を行っています。
毎年数社を監査して改善の指導等に努めるとともに、調達した部材に不良品が発見された場合は、サプライヤ様の生産工程で起こった不良原因の是正対策をともに考え、再発防止措置の妥当性を評価することなどにより、サプライチェーン全体の品質・環境管理の向上に努めています。
従業員との関わり
雇用・人材活用
女性活躍推進の取り組み
東精エンジニアリングでは、従業員一人ひとりの能力を最大限に発揮できる職場環境の充実を図るため、ダイバーシティ推進の一環として女性が活躍しやすい職場環境の整備に取り組むと同時に、積極的な女性の雇用を行っています。育児休業制度や育児短縮勤務制度などを整備し、個別の実情に合わせて柔軟に運用されています。
女性活躍推進に関する行動計画及び情報公表についてはこちらをクリックしてください。
グローバル人材の採用促進
外国籍従業員の採用は、国内及び海外でも積極的に行っています。また、新卒・既卒を含め、自ら異文化に飛び込んで吸収する日本人の採用に努めています。
ワークライフバランスの促進
労働時間の削減
東精エンジニアリングの2018年度の年間の所定労働時間は、「2017年度労働時間総合調査」の2017年度年間所定労働時間※を約2%下回る1,861.38時間(年間休日数122日/2017年度)となっています。
残業時間、休暇等を加減することで年間総実労働時間を少なくし、仕事と日常生活の両面の充実を図れるように各種世策を図っています。
※ 労政時報 第3938号「2017年度 労働時間総合調査」の2017年度年間所定労働時間は1,908.59時間
休日日数は119.7日。
休業制度
育児休業制度・短縮勤務制度・介護休業制度は、法定基準を上回る独自の制度を設けて従業員の子育てや介護を支援しています。正規従業員のみならず非正規従業員もこの制度を利用できるようになっています。
また、病気や怪我の長期療養の休業に対しても最大で1年半の保証制度を設け、安心して治療に専念できる制度になっています。
福利厚生
従業員の多様なニーズやライフスタイルに合わせ、幅広いサービスを利用できるよう、総合福利厚生サービスの会員制度を導入しています。また、全国に会員制ホテルを展開するサービス会社と法人契約し、宿泊施設を安価に提供し、従業員の余暇の充実を支援しています。
教育・能力開発
能力開発方針
東精エンジニアリングでは、人材教育の強化及び組織能力の向上を目的として、新入従業員研修をはじめ、段階的な昇進の際に社内教育を行っています。基本的には日ごろの職場での自己啓発を進め、立場が変わればミッションや見方も変わることへの自発的な気づきを促すことで「自分で考えて、自分で動ける人材」を育成しています。
各種研修制度
東精エンジニアリングでは、入社時の初期研修から生涯学習まで、従業員の能力開発のためのさまざまな研修制度を設けています。集合研修や現場での製造実習研修のほかにも、2016年度からE-Learningシステムを導入し、利便性の高い研修を従業員に提供しています。
労働安全衛生の基本的な考え方
社内における安全衛生の推進
安全衛生委員会活動
各工場に安全衛生委員会を設置し、その下に安全作業部会、防火部会、安全運転部会、環境部会を設置しています。さらにその下に個別の担当業務を実施する小委員会を配置して、きめ細やかな活動を進めており、各部会の月次安全衛生委員会報告と年2回の内部監査等、活発な活動を行っています。
薬品・化学物質取り扱いに関する取り組み
薬品・化学物質の安全な取り扱い方法を徹底するため、全使用薬品・化学物質の取り扱い規定・基準を作成しています。特に、化学物質使用部署においては、リスクアセスメントを確実に実施することで、潜在リスクの除去に努めるとともに法令順守を徹底しています。
活力のある職場づくりに向けた取り組み
職場の活力向上のためには、全ての従業員が健康でいきいきと働けることが重要です。従業員の健康をサポートし、ストレスを低減する各種取り組みを実施しています。